│01│ 保健所にいく
民泊するには、保健所に事前確認します。そのまま保健所にいっても会ってくれないので、まずは電話してアポ取りです。じぶんが電話したのは足立区の保健所だったのですが、スケジュールが埋まっていました。なので予約が取れたのは二週間先でした。本当は電話して三日後にはいきたいのに、問いあわせが多いためまともにいくなら一週間は見といたほうが良いですね。

当日は保健所に行くところを、まちがって区役所にいってしまった。区役所と保健所はべつの建物です。そのため十分ほど遅刻して、保健所に到着。職員の方が2名で対応してくれました。民泊新法の内容を手続中心に説明してくれました。おやっとおもったのはゴミの出し方でも事前確認が必要だということ。消防署の事前確認は知っていたけど、ゴミのほうはノーマークでした。そうか、窓口できかないとわからないこともあるなと。
足立区の民泊申請はオンラインでやるらしいです。とくに民泊新法は届出制なので、申請手続きは書面の確認になります。正確に言うとオンライン手続の不備ということになるのですが。保健所は民泊全般をとりまとめる窓口のような役割らしく、申請を受理してからも修正が入るそうです。そのため届出がおわるまで一ヶ月ほどかかるといってました。
│02│ 消防署にいく
お次は消防署への事前確認です。保健所は区役所のまえにあります。保健所とうってかわって消防署は事前確認の予約が取りやすかったです。参考にした民泊の本には消防法を確認してから物件申し込みしましょうと書いてあるのですが、実際のところ消防署の人が設備についてはっきりとOKNGをいうことはありません。消防署の人は民泊新法に明るいわけではなので、それに照らして判断できません。そのため、あくまで消防法に照らしてどうなるかを指導してくれます。

指導してくれたのはご年配の男性で、海坊主みたいなガタイのいいおじいさんでした。大きな体を揺らしながらやってくるので、なんだかいかつい。「戸建てですがホテルとおなじですよ」と教えてくれました。非常用照明と、誘導等については割と丁寧に教えてくれました。にもかかわらず自動火災報知器についてはあまりはっきりと答えてくれません。
なぜなら、自動火災報知器については業者の人が設置するので、そのときに消防署に確認することになるからだとか。だから、あえてここで話すことではないという判断らしい。ムゥ、なんだか煮え切らない。
やりとりしていたときの感触でいうと「民泊新法に関することは保健所が説明するから、消防署でやりたくない」というのが透けてみえます。なので避難経路とか建築基準法で規定されているところや自動火災報知器については、消防法で扱いたくないんだとか。
お役所といかに付き合うかは民泊の申請するときに重要なポイントです。そしてお役所はしょせんお役所だということを肝に銘じなくてはいけません。お役所はその名のとおり縦割り組織なので、自分の縄張りはについてはことこまかに丁寧に説明するのですが、縄張りが被るところはあいまいにしてすませます。
届出する側からすると「じゃあどうすればいいの?」となるのですが、そこをうまく通すのが重要となってきます。
│03│ すでに申し込みが
ちゃんと保健所と消防署に確認したあと晴れて物件を借りようと申込したところ、すでにクローズされていました。内見したときに申込していれが物件ゲットできたのに、ちょっと残念です。しかしこのことから重要な経験が得られました。正攻法では間にあわないのです。ひょっとしたら消防署だけ事前確認しておいて申し込みすれば、物件を抑えられたかもしれません。

民泊するとき、戸建ての物件は狙い目です。建物が2階以下で延べ床面積が200m2以内であれば、消防署からの指摘が特にないと考えた方がよいかも。その時点で
申し込みしないと物件がゲットできません。
このへんの機微は初心者のハンデがもろに出ました。
足立区の民泊申請はオンラインでやるらしいです。とくに民泊新法は届出制なので、申請手続きは書面の確認になります。正確に言うとオンライン手続の不備ということになるのですが。保健所は民泊全般をとりまとめる窓口のような役割らしく、申請を受理してからも修正が入るそうです。そのため届出がおわるまで一ヶ月ほどかかるといってました。
ジモティに掲載している不動産屋は数は多くないものの、民泊物件専門サイトの業者ほど競争が激しくないし、かつちゃんと保健所と消防署に確認したうえで申込でくださいといってきます。そのてん商売が良心的です。信用できます。こういう不動産屋さんを複数もっていると一社に依存しなくて済むので、物件さがしするときにはぜひ加えておきたいですね。