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民泊物件をさがす1

民泊物件をさがす方法はいくつかあります。もっとも手軽なのが、賃貸不動産サイトからさがす方法です。スーモやアットホームから、エリアと賃料、物件のタイプで絞り込みします。賃貸物件の情報がでてくるの、そこに記載されている仲介会社に電話して問いあわせします。

問いあわせするときは、①物件の住所、②賃料、③面積をつたえると物件が特定しやすいです。物件が特定されると交渉になります。
「民泊物件さがしているんです」
「大家さんに、民泊OKかどうか聞いてほしい」
とつたえます。すると、だいたい仲介業者さんは「ウチは民泊の物件を取り扱っていないんですよ」といわれます。すんなりOKになることなんてまずないですね。

大手の仲介さんだとだいたいNGです。大手じゃなくても、この不動産屋さん名前聞いたことあるなという手合いはだいたいおなじ対応になります。そうです。スーモやアットホームに掲載されてる物件は、圧倒的に民泊不可なんです。

担当者によっては、民泊の問いあわせに気さくに応じてくれる人もいます。他に民泊OK物件があるかどうか、このエリアだとむずかしいとか、過去に扱っていたがいまはないなど。このへんの対応は人によります。あと忙しいかどうか。粘れるようならすこし話してみて情報収集するといいかもしれません。


なかには風あたりの強い人がいて、民泊といっただけで露骨に態度を変えてきます。二度と電話してくんなといわんばかりに電話切られたこともしばしばですね。あたりまえですが賃貸物件サイトは、部屋を借りたい人がほとんどなので、民泊は少数派。少数派どころかそもそも目的が異なっているといっても過言ではありません。そのため民泊の問いあわせすると邪険にされます。いずれにせよ賃貸物件サイトから民泊物件を探すときは、メインストリームから外れた問いあわせをしているとおもったほうがいいですね。

│02│ 賃貸物件サイトから地場の不動産会社をさがす

では民泊物件を、賃貸不動産サイトでさがすのはムリなのでしょうか? ムリというのはいいすぎですが、かなり時間と労力が必要です。自分が問いあわせしたときは、10件電話して取り次いでくれたのは2件、民泊OKといってくれたところはありませんでした。この世界は1/100といわれます。当たればラッキーというかんじです。なので労力もそうですが、根気も問われます。

賃貸不動産サイトでさがすとき狙い目となるのは、地場でやってる不動産屋さんです。大手とはちがい地場の不動産会社は、民泊を取り扱わない等の社内ルールがありません。ゆえに、門前払いになりません。すくなくとも話は聞いてくれます。
またその不動産会社が入居がむずかしい物件をもっていれば、大家さんに問いあわせしてくれる可能性があります。するとそこに可能性が生まれます。大手はそもそも民泊物件NGなので可能性がゼロですが、地場の不動産会社は確率をあげることはできます。

じぶんが問い合わせしたのは半年前に開業した不動産屋さんで、その不動産屋さんはダメ元で大家さんにあたってくれました。大家さんにはあっけなく断られたんですけど、対応はよかったですし話がつうじそうな雰囲気がありました。民泊はスモールな事業ですがこういった手合いには、地元密着の小さな不動産屋さんがマッチします。

│03│ 不動産屋さんと仲良くなる

スーモやアットホームは本来賃貸物件をさがしている人が集まるサイトです。そのなかにあって民泊物件はメインストリームから外れます。ではどんな物件が民泊に向いているかというと、なかなか入居が決まらない物件が狙い目になります。スーモやアットホームみていて「これは入居がむずかしいだろうな」という物件をみつけて、民泊していいか大家さんと聞くのがいちばん確率があがります。大家さんからしても入居しない物件をもっているよりは、民泊であっても貸したほうがよいはず。だって賃収が入ってきますから。その意味ではこちらもスーモやアットホームのメインストリームから外れた物件が、民泊にはマッチするのです。

こういった物件にであったとき、ちゃんと大家さんに交渉してもらうためにも不動産屋さんと仲良くなる必要があります。仲良くなっておけば、不動産屋さん経由で民泊物件の話をまわしてくれるようになりますし、いいことづくめです。

不動産屋さんと仲良くなるための窓口とかんがえれば、不動産賃貸サイトでさがす方法もそんなに悪くありません。そこにかける労力もムダにはならないでしょう。なにも知らないで民泊やりたいとだけいうと、軽く足らわれておわります。不動産屋さんもヒマではないので、短時間で自分のやりたいこと、必要な物件情報をつたえる練習だと思って不動産賃貸サイトから電話するのがおすすめです。

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