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岡山ゲストハウス とりいくぐる

奉還町の商店街

尾道から鉄道で東にむかってようやくたどりついたのが大都会岡山です。何が大都会かはさておき、じっさい岡山にくるとその偉大さがわかりますね。


まず岡山は交通の要衝になっています。山陽道から分岐して四国へ鉄道がのびていて、畿内、中国地方、四国の三方をにらむだけで重要地点です。また岡山は山陰にむかって伯備線、津山線が伸びており、山陰への玄関口にもなっています。街全体がジャンクションみたいです。


街の賑わいはどうかというと、岡山駅のちかくにイオンがあってそこにみんな行くようです。そのせいか、近くの商店街はガラガラでした。県庁所在地のお膝元でこの寂れようはどうなんだろう。不安をおぼえます。商業施設の弊害ってこういうことか。

「とりいくぐる」は、駅をはさんで岡山城と反対側の奉還町商店街、その端っこにあります。駅から15分歩くのでそこそこ距離はありますが、商店街にはいれば一本道なので迷うことはないですね。

奉還町商店街もイオンにお客をとられてる感じは否めなくて人通りはまばらでした。とてもさびしい。がしかし、ポツポツとお店があって、しかもよく見るとマニアックなお店がならんでいます。考えようによっては、レアな人たちがあつまるエリアなのかも。穴場スポット、おもしろですね。


さて「とりいくぐる」です。シンプルなグレーの外観とゲストハウスのような看板がみえますが、目をひくのが異物のような鳥居です。このミスマッチはすごいですね。デザインしてもこの組み合わせは出てこない。時代が重なることで生まれる偶然性というのでしょうか。時代がたつとこういうことが起こるんですね。


なかにすすむと広い庭があって、テナントショップがいくつかありました。鳥居をくぐるとまた別世界が広がってる。小さい宇宙のような空間です。ふつうじゃないけど考えようによってはここは一勝地ですね。

とりいくぐるを内見

建物のなかです。「とりいくぐる」のなかもレトロな雰囲気があって、味があります。控えめにいって、すばらしい。とくに木の質感がたまらないですね。床や戸にむかしながらの木材が設えてあって、木に触れるだけで気持ちがおちつくかんじがします。

ベッドがなくて、布団にシーツをひくタイプのお宿でした。木に触れていたいから逆にふとんだけでOKでした。木目がきれいで、白い壁に映えますね。

シャワー室は二階にありました。ボックスタイプが2つ、ドミトリーで泊まる人もいるので、時間によってはフル稼働となります。清潔で使いやすい環境になってます。

脱衣所ってなかなかむずかしいのですが、ここはカゴがたくさんあって使いがってよかったです。タオルかけるところが多いし、ゴミ箱があるのはシンプルですけど気がきいてますね。

水回りもおしゃれでした。大きな洗面台が2台あってゆとりがあります。ドリトミーなので、これでも朝は混雑するのかな?

定番といえばそれまでですが、白の漆喰に木目の洗面台はキレイですね。大きな鏡がデン! とかまえているせいか、空間が広くみえます。

おまけ

あまり使ってる人いなかったのですが、キッチンも使うことができます。使いこまれた包丁、それに皿やらコップが置いてあります。

スタッフさんから聞いた話だと、宿になるまえはお肉屋さんをやられていたらしく、キッチン周りはそのときの設備かもしれません。よく見れば包丁の種類がたくさんありますね。

宿泊するところがきれいになっているのにたいし、キッチン周りはやたら実用的というか、ここだけ生活感が満載でした。お皿とか洗剤とか、オープンにして目に見えるようにしてるんですね。探す手間が省けていいかもしれませんね。

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